硫黄島の旅 2

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前回からのつづきです。

 

 

 

誰もいない東温泉でまた夜明けを迎えた。

 

波の音しか聞こえない湯ぶねで自撮りしてたら、

 

「Hi!」

 

 

オーマイガー!

 

1人の女性が。

 

英語で何とか言っている。

 

日本語はペラペラのわたしだが、英語はからっきしダメだ。

 

でも、なんとなく分かったぞ。

 

「スマホを貸せ撮ってやるから」ということだろう。

 

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なんともお恥ずかしい写真になっちまったな~。

 

 

それから、めでたく混浴となったわけであります。

 

彼女はNZのジャーナリストで、日本各地の秘境温泉を取材しているらしい。

(たぶん)

 

わたしにモデルになってくれというので、仕方なく応じた。

 

ついに小春おじさんも世界デビューか。

 

日本の南海に海坊主現る

 

なーんてことになっていなければいいが・・・

 

なかなか上がるタイミングがなく、

ずーと湯に浸かっていたので、皮膚がヒリヒリして眼が痛くなってきた。

 

効能が高すぎる湯やな。

 

 

いやはやこれはどうしたものか・・・

 

 

 

これ以上のことはここでは書けないので、青少年諸君オジサンは妄想空想にふけりたまえ。

 

 

 

それにしても濃密な3日間だった。

 

2日目の夜はHさんのご厚意で室内で休ませてもらった。

朝は缶コーヒーまで買ってきてくれた。

 

Oさんは寝袋を貸してくれたり、島のあちこちを案内してくれた。

 

平家城跡

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ウミガメ2頭発見。

 

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あまりに凄すぎて写真では表現しきれない硫黄岳。

 

心にしっかり刻み込んだ。

 

 

おじさんには無縁の恋人岬から。

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島のこと、

家族のこと、

宿のこと、

いろんな話をした。

火山島で生きていく覚悟とはどんなものか。

平穏に生きているわたしには分かるはずもない。

 

かつてこの地はカルデラ噴火を起こし噴石は関東まで飛んだというからすごい。

今はユネスコの三島村・鬼界カルデラジオパークに指定されていて、

その当時の痕跡が見られるが、なんとも想像しがたい光景だ。

 

 

 

 

今の島の様子を少し紹介します。

 

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硫黄岳展望台へは立入禁止となっています。

 

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ところどころに落石の危険があります。

 

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むかでが、サソリのようなもの食っとる。(サソリじゃないと思いますが)

 

 

台風の影響で坂本温泉へは行けませんでした。

 

島にある商店が帰る日から数日休みになっていたので気をつけてください。

数日ずれていたらわたしはどうなっていたのでしょう。

 

必ず、宿を予約して行ってください。

 

キャンプ場もあります。

 

いずれにしろ事前に観光協会に確認を取って行くことをお勧めします。

 

 

上陸するまでは不安がいっぱいでしたが、Hさん、Oさんのおかげで楽しい旅になりました。

今度は糸島でお会いできるの日を楽しみにしております。

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いよいよ出港です。

 

上陸するときはジャンベの音がまったく入って来なかったが、今は満ち足りた心にジャンベのリズムが心地よい。

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サヨウナラ硫黄島。

 

 

 

そして、鹿児島から熊本へ。

 

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阿蘇び心熊本店のサイトーちゃんに会いに。

癒される笑顔!

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ぐっすり眠った。

朝起きた時自分がどこにいるか分からなかった。

 

ときどき旅に出て、旅人目線に戻ることは大切なこと。

これからもおもろい旅を続けていきたい。

 

と、まじめに終わってみた。

 

 


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